2018年11月18日日曜日

Googleが選ぶモバイルサイトランキング8位!


ゆこゆこモバイルサイトが高評価

GoogleとAccenture Interactive社が実施した、モバイルベンチマークプロジェクトで、当社のモバイルサイトが旅行業界で8位にランキングしました!それを受けて、当社のモバイルサイトに対する取組みについて紹介して欲しいと依頼され、Google Masters of Mobile Summitというセミナーでパネルディスカッションに登壇してきました。Googleが定める基準を満たしたモバイル体験を提供しているという証に、「Masters of Mobile」の認定証も受け取ってきました!!

このプロジェクトは、国内200社以上の金融、小売り、旅行、人材業界のモバイルサイトを80の評価項目について調査してランキングしたもので、当社は旅行業界54社中、ユーザービリティで5位、総合ランキングで8位にランキングされました。
80の評価項目は大きく以下の5つのカテゴリに集約され、それぞれについてスコアを算出します。
①ファインダビリティ(検索のしやすさ)
②商品ページ(取り扱い商品情報の充実度)
③登録および購入(会員登録や購入のしやすさ)
④モバイルデザイン(サイトの美しさ)
⑤スピード(パフォーマンス)
当社のモバイルサイトは、②商品ページのスコアが満点となっており、旅館の情報が多岐にわたって分かりやすく紹介されているところが高く評価されたそうです。


当社サイトの優れたポイント

当社のサイトでは、にごり湯や美肌の湯といった温泉の泉質や、あわびや伊勢海老といった夕食のメニュー、またバリアフリーの有無など、他の旅行サイトでは見られない検索軸で宿が選べるようになっていますよね。これは営業の皆さんが実際に足を運んで集めている宿情報に裏付けられていて、それらが構造化されたかたちで格納されているデータベースによって実現しています。このデータベースの情報を有効に使って、できる限りモバイルユーザーに見やすいかたちで情報提供しているところが評価ポイントのひとつでした。

また、当社ではコールセンターの電話番号をサイトの最上部に表示させ、お客様を積極的にコールセンターへ誘導しています。Webサイトを中心にビジネスを行っているいわゆるOTAでは、電話でのコンタクトはできる限り抑えるため、電話番号は表記しなかったり、サイトの奥深くに隠されていたりします。当社は従来よりカタログ通販モデルとして、本誌とコールセンターを活用してビジネス展開をしてきていますので、それをWebサイトやモバイルサイトに置き換えるのではなく、あえて残すことで様々なコンタクト方法を提供しています。こうしたデジタルとアナログを組み合わせたサービスについても高い評価をいただきました。


モバイルへの注力は必然

この10年間で、消費者のモバイル端末への接触時間は10倍以上に増えていて、PCの5%増と比較しても、情報メディアとして非常に重要性が高まっているといえます。その一方で、モバイルサイトに対して注力できている企業はまだ少なく、特に経営層がその重要性を理解していないことに起因しているそうです。Google社は、モバイルサイトのユーザー体験を徹底的に追求し、サイト向上へ向けた取り組みを組織に根付かせるべきと話をしており、ビジネスにおけるモバイルの重要性を強く訴求していました。

私の前回のブログでも、最近の60代のモバイル普及率は56%、70代で31%という数字をあげました。シニア世代でのモバイル利用は着実に進んでおり、情報収集やコミュニケーションだけでなく、予約や登録、決済といったプロセスもモバイルで完結させる人が増えています。こうした変化を捉えれば、ビジネスにおいてもモバイルサイトに注力することは必然と言えますね。

今回のレポート結果は、いつも経営陣にダメ出しされ続けてきたサービスデザインチームからすると、とても嬉しい結果でしたよね!よかったね!! これからも当社の強みを活かしつつ、お客様にとっての利便性、優れたユーザー体験を意識したモバイルサイトの改善に取り組んでいきましょう!


あとがき

①おでんの”ちくわぶ”って関東だけって知ってました?? この前地方のコンビニで、東京の人(と思われる人)がおでんのちくわぶ頼んで、店員さんから「ちくわぶって関東圏だけなんですよ~」って言われてました。

②現在Googleのオフィスは六本木ヒルズですが、来年渋谷に引っ越しだそうです。かつて六本木はIT業界の聖地のようだったけど、続々抜けていってしまってますね。