2020年4月16日木曜日

ゆこゆこは充電休暇をとります


社員の皆さんへ

新型コロナウィルスは世界中で猛威をふるい続け、健康面、経済面の両側面で様々な被害をもたらしています。中でも旅行業における経済的被害は甚大で、政府による緊急事態宣言以降は、対象となる7都道府県だけでなく日本人1億人総自粛、主要旅行会社の4月~5月の売上は昨年同月比80~90%ダウン、毎月1.5兆円の旅行消費が消えているという前代未聞の事態に陥っています。当社も例外ではなく、4/5月の売上見通しは昨年対比約10%の水準まで落ち込んでおり、このまま通常通りの事業活動を継続すべきではないとの判断に至りました。

そこで、ゆこゆこは来週20日から5月末までの期間、管理職および一部の業務を除いて全社的に休業。また、銀座および札幌コンタクトセンターは6月末まで業務を停止し、受電業務は那覇・松山のみで限定的に対応することにしました。

休業期間中の過ごし方は基本的には自由ですが、コロナウィルス感染拡大が収束し、再始動するための充電期間としてもらいたいと思います。体を休めるもよし、本を読むもよし、ビジネススキルなどの自己研鑽に励むもよし、担当エリアの観光情報を調査するもよし、これまで訪れた温泉地の魅力を振り返るもよし。これまで「やりたいけどなかなか時間がなくてできなかった」ことに取り組んで、ひとりひとりの力をしっかりと蓄えてください。また休業中の給与についても100%保障しますから、安心して充電してください。

部門や担当業務によって若干休業日や日数が異なります。具体的な各自の休業日、および期間中の過ごし方などについては、部長、GMおよび総務人事から追ってガイドがありますので指示に従ってください。また、今後のコロナ情勢によって期間も変わる可能性がありますから、いつでも連絡をとることができるようにしておいてください。

コロナ収束後の国内経済V字回復の一環として、これまでに前例のない大規模な観光需要喚起キャンペーン「Go Toキャンペーン(仮称)」を実施することが閣議決定したそうです。日本旅行業協会(JATA)は、夏休み前の6月からこの大国内旅行キャンペーンがはじまるとみています。東京オリンピックが延期されたことも、国内温泉旅行にフォーカスしている当社にとっては追い風です。そのチャンスを逃すことなく波に乗るためにも、いまは身をかがめて嵐が過ぎ去るのを待つとともに、社員も会社もフル充電して備えておく。そのための充電休暇です。


すでに社内ではアナウンスがありましたが、先日ゆこゆこ会員向けに「コロナウィルス感染拡大による生活・旅行への影響」についてアンケートを実施しました。そこで明らかになったのは、やはり今は旅行、外食、娯楽といった楽しみを控えて、日本中がひとつになって感染拡大を抑えようという強い意識とともに、大好きな温泉地や宿泊施設の経営を気にかけてなんとか乗り切って欲しいと願う気持ち、事態が収束したら溜まりに溜まった旅に行きたい欲求を爆発させたいという思いなどがダイレクトに伝わってきました。

それ以前に、こうした当社の投げかけに対して、9000名という数多くの方々が反応し、心温まる応援メッセージを添えて応えてくださったことには大変感動しました。温泉地やお宿に寄り添い、ゆこゆこに寄り添ってくださる会員の皆さんの存在こそが、決して他社に真似することができない当社最大の強みだと思います。お客様からのメッセージは温泉地や宿の皆さんにしっかりと伝えて、お客様、お宿、ゆこゆこのかたい絆で必ずや乗り切りましょう。いただいたメッセージはゆこゆこネットに掲載していますので、こちらから確認して少しでも多くの方に届くよう拡散してください。

ゆこゆこは温泉旅を通じて、会員の皆さんの人生に、愉しみ、安らぎ、充実、健康をもたらすとともに、人と地域をつなげるというとても大切なミッションをもっています。本来であれば、不安や緊張、ストレスでいっぱいの今こそ温泉旅で癒され、地域とのつながりで日本人の絆を感じてほしいところですが、今は頭の中、心の中、もしくはネットを介して愉しんでいただくしかありません。その代わり、時がきたら一気に放電して、思い切りリアルな温泉旅を楽しんでもらいましょう。

社員の皆さんには、この充電休暇中にゆこゆこがもっている重要な役割を再認識してもらうとともに、その役割を果たすために自分は何ができるか、そのためにどのようなことを身につけ蓄えておくか、ゆっくりと考えながら充電をしてください。私も皆さん同様に頭の中を整理するとともに、日々の過ごし方についてもこの場で発信していきたいと思います。

皆さんと一緒に、思い切り放電できる日を楽しみにしています。
Stay and Charge at Home!

吉田周平

2019年10月2日水曜日

ワガママを言い合える組織

最近体調がすぐれなかったこともあり、すっかりご無沙汰してしまいました…

さて、昨晩ダイワリゾートの柴山社長と会食をした際に、「よく助け合う組織などというが、そうではなくワガママが言い合える組織を作りたい」と仰っていたことに大変共感しました。皆さんはどれくらい組織の中でワガママを言っていますか?

ワガママを言うということは、自分の意見や主張が明確にあるということ。つまり、仕事を自分ごととして捉えて、目標の達成に向けた明確な意思を持っているということだと思います。また、ワガママが言えるということは相手のことを信頼しているということ。自分の意見を思い切りぶつけても関係性が悪くなるわけではないという信頼関係がないとワガママは言えませんよね?

目標達成へ向けた手段はひとつではありません。色々な考え方、やり方があって当然です。それらをぶつけ合い、受け入れ合いながら最終的にチームとしての力を発揮する、これが組織の本質だと思います。

他人の意見や主張に納得できないまま仕事を進めていませんか?あの人が言ってるから仕方ない、賛成できないけど反対意見をぶつけるのは面倒だ、そんな気持ちで仕事にのぞんでいてはパフォーマンスを発揮することはできません。

まずは自分の考えをしっかりと持って主張しましょう。つまり、ワガママを言い合うということ。次に他人の意見を尊重して耳を傾けてみましょう。この時は意見を遮ったり反対したりせず最後まで聞いて一旦受け止めてみる。このプロセスが信頼関係をつくります。この押し引きを経て導き出された答えに全力でのぞんで、ゆこゆこの組織力を発揮していきましょう!

あとがき

①いよいよ消費税10%が始まりました。10月1日の朝スタバに行くと、お持ち帰りですか?と聞かれ、はいと答えると、それでは消費税は8%になります、と。店内飲食は10%、テイクアウトは8%だということを再認識しました。提供側としては何もやることは変わらないのになんだか不思議ですね。それなら、テイクアウトですといって飲み物を受け取って、店内で飲む人もでてくるでしょうね…

②私の中でのモンブランランキング1位のアンジェリーナ、銀座のマロニエゲートの改装に伴って銀座から姿を消してしまいました… 泣都内の常設店は日本橋三越と池袋東武だけのようです。

2019年8月13日火曜日

エリアと面でつながって温泉地活性化に貢献しよう


ファミマの上は観光情報の宝庫

先日大分県東京事務所に伺って、県および大分市・別府市の職員の皆さんに当社の取組みについて講演する機会がありました。別府サテライトオフィスの流れで大分県の企業誘致課の方と繋がりができ、トリニータスポンサーやサテライトオフィスなどの取組みを含め、当社の”大分愛”について職員の皆さんに語って欲しいという依頼をうけ、講演をさせていただくことになりました。

ちなみに、大分県東京事務所は、皆さんがよく利用しているファミリーマートのあるビルの6階にあります。8階には大分の食材を使ったレストラン「坐来」があり、大分の観光案内所も併設されています。この観光案内所には、ネットでの情報収集が苦手というシニア層の方々が来所され、観光スポットの情報や地図、時刻表などを持ち帰るそうです。こんなに近くに観光情報満載の場所があるとは知りませんでした。九州担当の営業およびエリアマーケの皆さんは、必ず訪問して情報収集してくださいね!!


旅行先あっての宿泊先

講演では、当社の事業内容をはじめ、「温泉地」に対するこれまでの取組みについて説明させていただきました。特に強調したのは、従来の地域との接点は契約旅館との点と点の繋がりが中心でしたが、今後は温泉地と”面”でお付き合いしていくことで、温泉地の活性化に貢献していきたいということです。これは温泉地に長期滞在することで現地ネットワークに入り込むという、別府サテライトオフィスの狙いでもあります。

当社は旅館に送客することで収益をあげていますが、旅館の前に温泉地自体に興味を持ってもらわなければ宿泊にも繋がりません。旅行先あっての宿泊先です。しかし、温泉地発の情報発信は限定的。だからこそ当社のメディア機能が役に立つのです。これまでも、トリニータ選手×別府・湯布院、俳句の堀本先生×別府鉄輪温泉、正代関×天草 といったスポーツ選手や著名人をモデルに起用した温泉地紹介や、鹿児島豪雨災害復興のための動画制作、黒川温泉内での連泊促進のためのストーリー記事制作などを行ってきました。


エリアと面でつながって地域に貢献しよう

個々の旅館の魅力を発信するだけでなく、温泉地の魅力の発信や課題解決のための支援などを通じて地域に貢献していくことは、温泉地にコミットしている当社の重要なミッションのひとつです。最近は様々な地域の観光協会や行政の方からお声がかかるようになってきました。同じ大分県でも別府や湯布院に比べて知名度に欠けるため、もっと魅力を発信したいという国東市や、玉造温泉以外の温泉地の知名度を上げて県全体を温泉で盛り上げたいという島根県、サテライトオフィスやオフサイトミーティングなどの利用を促進させたいという静岡県。温泉と絡めた地域活性化を促進して、それぞれの地域が抱える課題を解決していきたいという思いを感じます。

こうした地方のニーズに少しでもこたえていきたい、温泉地の活性化に貢献していきたい、少しでも多くの人に魅力を伝えて旅先候補に加えてもらいたい、そして旅を楽しんでもらいたい。当社のメディアとしての発信力もまだまだ微力ではありますが、こうした思いを持ちながら、各エリアと面でつながっていきましょう!


あとがき

①トリニータの藤本選手のヴィッセル神戸へ移籍のニュースには驚きました。。。
当社のプロモーション記事にも出てもらっていただけにとても残念です。
でも、移籍後にホームで行われたヴィッセル戦で、戻ってきた藤本に対して拍手やエールを送るサポーターの姿には感動しました。ともすればブーイングの嵐でもおかしくない状況で、”勇者”に対してエールを送る。本当にトリニータサポーターは紳士だなと感じました。こんな紳士のサポーターと一緒にトリニータの応援ができて幸せです。"LOVE TRINITA"

②夏真っ盛りのランチには辛いものが食べたくなります。
ジムトンプソンズテーブルのランチビュッフェは1600円とちょっとお高いですが、なかなかのクオリティ。


2019年7月23日火曜日

温泉✖仕事の化学反応はいかに!?

環境省 新・湯治セミナーでサテライトオフィスを紹介

環境省が主催する「新・湯治セミナー」で講演をしてきました。環境省は、「現代のライフスタイルに合った温泉地での滞在方法」を”新湯治”と位置づけて、この趣旨に賛同するメンバーをチーム新湯治としてネットワーク化しています。当社もこのチーム新湯治のメンバーで、今回のセミナーでは当社の別府サテライトオフィスの取り組みについて紹介させていただきました。宿泊営業部のあづみさんにも協力してもらって、当社の取組みのコンセプトだけでなく、実際に現地で働いた社員のひとりとして感想や課題について話をしてもらいました。

”新湯治”は、
温泉入浴に加え、周辺の歴史・文化、食などを活かした多様なプログラムを楽しみ、また、地域の人々とふれあい等を通じて、温泉地で心身ともにリフレッシュすることと、温泉地を多くの人が訪れることで、温泉地自身のにぎわいを生み出していくこと
を目指しています。今回はそのひとつの例として、リモートワークを通じて温泉地で仕事をするということをテーマにセミナーが行われました。

当社の別府サテライトオフィスも、

  1. 温泉地という非日常空間でリフレッシュしながら仕事をする
  2. 温泉地に入り込んで地域の人たちと触れ合いながら温泉地の抱える課題を理解する
  3. そのうえで温泉地活性化に向けて当社が貢献できることを検討して今後の事業展開につなげる
を目的としており、新湯治の考えや今回のセミナーテーマと合致します。そのため、今回の事例講演依頼を引き受けました。


この取り組みは何をもって成功とするか?

講演後に、この取組みの成果はどのように評価するのかという質問がありました。つまり、やってよかったかどうかはどの様な観点で判断するのかということです。私の答えは、まずは体験した社員が、行ってよかった、楽しかったと思うこと。目的の大前提は、毎朝の通勤ラッシュから離れて、非日常空間でリフレッシュしながら仕事をすること。楽しかったと思えなければ意味がありません。そのうえで、成果として何を持ち帰ることができたかは、人によって異なると思っています。

仕事の効率があがった、いつもより創造力が豊かになって中身の濃い仕事ができたという人もいるでしょうし、温泉地の人たちと接することで普段とは異なる人脈ができた、現地の文化や食を知って勉強になったという人もいるでしょう。やったことがないことにチャレンジしているのですから、何が起きるかは全く未知数。はじめから、成果を定義すること自体が間違っています。

当社の温泉地勤務はまだ始まったばかり。全社員が一度は体験してください。(別府に続く他温泉地での設定も密かに検討しています!)そのひとりひとりの体験をもとに、温泉地で働くことの意味を見出していきたいと思います。上記で掲げた目的は、あくまで経営者としての理想形。温泉×仕事でどのような化学反応が起きるか、とても楽しみです。体験者の皆さんからのフィードバックを待ってます!


あとがき

①あづみさんには、実際に温泉地ワークを体験したひとりとして感想や課題について話してもらいましたが、「みっちり仕事をした後の温泉は、金曜日のビールのようです!」の一言で参加者全員を完全に惹きつけました。私もこういうトーク勉強しないと。。。

②新湯治セミナーの後に、開催場所に併設されている「伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア」を見学させてもらいました。ここでは、地球が誕生してからの歴史を通じて伊豆半島の成り立ちを知ることができて純粋に面白いです。こちらで説明をしてくださる研究員の方々はなかなかのキャラ揃いで、地学、科学、歴史などを楽しく勉強することができます。そのうちのおひとりがやたらと温泉に詳しく、伊豆半島の成り立ちから見た伊豆の温泉について話をしていただきました。今度お招きして伊豆の温泉についてのレクチャーをしてもらおうかと考えています!

③先週末、夏の恒例苦行に挑んできました。。。
https://www.jreast.co.jp/pokemon-rally/
ちょうど「ポケモン ミュウツウの逆襲」を映画で見た直後でどうしても行きたいと。。。
はじめに6駅のスタンプを集めると、まずはピカチュウパスケースをもらえ、全43駅全て集めるとスタンプ帳ホルダーがもらえます。ただ、東は千葉・牛久、西は大船・八王子、北は大宮・上尾と広範囲。この壮大なラリーを達成したご褒美としていかがなものだろうか??当然6駅だけでギプアップとなりました。ちなみにこのスタンプラリー、当然こどもが多いのですが、中には大人だけのグループや外国人もいて、ポケモンのファン層の広さを感じます。

2019年7月3日水曜日

温泉で世界を幸せにする -社長就任にあたって

この1年を振り返り・・・

6月27日の株主総会をもってゆこゆこの社長に就任しました。同時にゆこゆこに来てちょうど1年が経ちました。初出社当日は猛暑にもかかわらず事務所の冷房が壊れ、アイスキャンディーを食べながら汗だくの1日を過ごしました。さらに、西日本豪雨、連続台風、北海道地震と災害が続き、相次ぐキャンセルによって売上が大幅にダウン。手厚い歓迎を受けながらゆこゆこ生活が始まりました。

その後は毎日数字とにらめっこ。でも、私が業界素人だからかなかなか明確な方向性を見出すことができませんでした。だからこの1年間、とにかくビジネス環境を知るために少しでもたくさんの人と話をする時間を使ってきました。社員の皆さんと話をし、温泉地に足を運んで旅館やその地で働く人たち、旅行者の方々と話をし、国内外の業界関係者の方々を話をし、ようやく社内外の環境がどのようになっているのかが見えてきたような気がします。


win-win-winはビジネスの鉄則

そのうえで、私がこの会社で目指すもの。それは、売上1000億を目指すとか、3年以内に上場を目指すとかそんなことではありません。日本の温泉地の魅力を知る人がひとりでも増え、旅行者が増えることで温泉地や宿が活気づき、そして旅行者や温泉地の喜びの声を聴いた社員が笑顔になる。ゆこゆこの事業活動によって、旅行者も、温泉地や宿も、社員も皆が幸せになってほしい。ただそれだけです。

ビジネス目標はとかく売上とか利益とかに目が行きがちです。もちろん企業である限り、利益を出して、事業を継続させ、社会貢献していく責任がある。それは大前提です。しかし、目先の利益にばかり目が行くと、本質的なことを間違えてしまう。ビジネスの本質は関係者全員にメリットがあること。旅行者も宿も会社(社員)もメリットを享受でき、win-win-winでなければなりません。これは企業が事業継続し、成長するためには絶対に欠かせない鉄則です。

自社の利益を最優先するあまり、宿に無理に料金を下げてもらったり、旅行者に過度な期待を与えて宿泊させたりしては、結局誰かが損をすることになります。その一方で、当社が適切な利益をあげることができなければ事業の継続ができません。"win-win-win"言葉にするのは簡単ですが、実現させるには絶妙なバランスが必要で、実はとても難しい。だからこそ永遠のテーマであり、これを目指すことに意味があるのです。


温泉で世界を幸せにする

ゆこゆこは温泉というとんでもなく大きな力を味方につけています。日本には、まだまだ知られていない温泉や地域の魅力があふれています。温泉で人が笑顔にならないわけがない。その力を使ってもっと人々を幸せにできるはず。「温泉で世界を幸せにする」そんな素晴らしい仕事ができることに感謝しつつ、一緒に頑張っていきましょう!

これからもよろしくお願いします。

2019年6月16日日曜日

ゆこゆこの旅は期待を外さない

ゆこゆこが最優先すべきこと

私たちが最優先すべきは、旅を終えたお客様に「ゆこゆこの旅は期待を外さない」と言っていただくことです。旅の満足度は、期待に合っていたか、もしくは期待を超えることができたかで決まります。そのためには、旅行者が期待するポイントと、宿や旅行先をうまくマッチングさせなければなりません。これは当社のひとつのミッション(使命)です。

期待に合わせるということは、必ずしも全てのポイントにおいて完璧な宿や旅を紹介することではありません。それぞれの宿がもつ特徴を見極めて、宿の良いところ、期待すべきところをしっかりと引き出すこと。誰と、どのような目的で訪れると期待にマッチするのかということをうまく表現して伝えることが重要です。少しでも多くのお客様を宿に送客したいと思うと、本来の姿を歪めて美化した表現をしがちですが、それは過度な期待をもたせるだけで期待に合わせたことにはなりません。期待すべきポイントと、期待すべきではないポイントを正しく伝えることが、結果的に旅の満足度をあげることにつながります。


ゆこゆこ流の送客サービスとは

先日とある宿の口コミを見ていたら、「ゆこゆこはこの宿をちゃんと見ているのか?」というお叱りの声がありました。なんでも美化するのではなく、きちんと正確な情報を伝えて欲しいという期待の言葉も添えられていました。点数は40点。とても残念です。しかし、全ての口コミが悪いのではなく、100点で大満足の声も少なくありません。まさに、期待値調整ができていないという典型的な状況だと思います。総じて悪い口コミであれば、それなりの宿だということになりますが、40点と100点が混在しているということは、事前に何に期待したのかによって満足度が異なっていることを意味しています。つまり、私たちがこの宿に期待すべきポイントをしっかりとお伝えできていなかったわけです。

40点と100点の口コミが混在すると、この宿の口コミ平均は70点となり、可もなく不可もなくといった印象を与えます。しかし、この宿に100点をつける人が一定数いるということは、期待すべきポイントを間違えなければ、満足する人が増え、結果的に口コミ平均は高くなるはずです。これこそゆこゆこ流の送客サービスです。


宿営業の存在が最大の強み

当社には70名を超える宿営業がいて、誰よりも多くの宿に泊まっています。懐石料理にはもう飽きた、食べすぎで太ったなどと世間からは「何を贅沢な!」と叱られるような悩みを抱えるほど宿の料理を食べています。だからこそ、その宿がどのような宿なのか、お客様の目線で伝えることができる。これは当社の最大の強みなのです。

このところ新しい取り組みも多く、本来のゆこゆこの強み、すべきこと、宿やお客様への貢献の仕方を見失ってきつつあるのかもしれません。いまいちど当社の目指すべき方向性を再認識してください。

「ゆこゆこの旅は期待を外さない」「期待通り大満足な旅だった」ひとつでも多くこうしあ口コミを書いていただけるようなサービスを目指していきましょう。


あとがき

①麺シリーズ1
別府オフィスで勤務した人は一度は食べましたか?
普段焼肉屋さんで食べる冷麺より、和風だしが強い印象です。お店によって違うのかな?

②麺シリーズ2
博多で水炊きやさんの担々麺専門店を発見。水炊きのスープがベースになっているのでスープのこくが全然違います。
https://tabelog.com/fukuoka/A4001/A400101/40042736/ 

③I`ll be BEPPU!
大分の温泉プロモーションはいつも目を目を引くなあ

2019年6月2日日曜日

アジアの旅行市場がアツイ

アジアの旅行市場がアツイ

先週はGoogleが主催するアジアの旅行業界向けセミナーに参加してきました。Googleにとって、旅行と小売は注力している業界だそうです。特にアジアにおけるオンライン旅行市場は全世界の40%を占め、YoYで13%の成長をしているとのこと。(アメリカは5%の成長) 旅行に関係する膨大なデータがインターネット上を飛び交い、また巨額の取引がオンラインで行われているということになりますね。

会場には各国のOTAやAirline、ホテルチェーンが参加していて、2日間にわたって様々なプレゼンテーションが行われました。Global OTAとしてはExpediaやBooking.comなどはなじみがありますが、インドネシアのOTAであるTravelokaや、香港の旅行先アクティビティを扱うKlookといったベンチャー企業が次々と世界に進出していて、アジアの旅行業界の活気と熱気を肌で感じることができました。


日本人って異常に細かい!?


プレゼンテーションの中でとても興味深かったのは、各国の旅行に関する情報収集のしかたというテーマでした。アジアという同じ地域でありながら、国ごとに国民性や文化が異なるので、行動バターンも大きく違います。例えば、オーストラリア人は旅行の計画に3ヵ月から半年くらいかけるということや、インド人は主にYouTube動画で旅行に関する情報を収集するということ。そして日本人はとても細部にわたって情報収集を行い、その正確性や信頼性を重視するといった説明がされました。あるビジネスホテルを例に、部屋の情報が細部にわたって掲載されていたり、食事の有無以外にもやたらとたくさんのプランオプションがあること、また観光情報としての桜の開花状況が日単位で細かく発信されていることがなどが紹介され、場内からは”嘘だろ!?”といったざわめきや苦笑が聞こえてきました。やっぱり日本人ってアジアの中でも異常に細かいんですね。ちょっとその場にいるのが恥ずかしくなりました。。。

ただ、日本人に対しては細部にわたる情報提供、そしてそれらの情報の信頼性が担保されている必要がありますが、インバウンドの外国人に対しては、そうした細かい情報より、おおざっぱでありつつも、写真や動画などによってイメージが伝えられることを重視すべきということがわかります。

また、日本人は信頼性という観点から、日本のOTAを重視するようですが、他国はGlobal OTAをはじめ、自国に拘らずに使いやすいサイトを使う傾向があるようです。インバウンドの視点で考えると、戦い方が全く違ってきますね。


外国人観光客にも”ONSEN”を知ってもらいたい!

温泉地に行くと、以前に比べて圧倒的にインバウンドの外国人が増えてきているのが分かります。先日渋温泉に行った際にも、浴衣を着て下駄を履いた外国人が外湯めぐりをしていました。渋温泉から長野駅までの車内も8割方が外国人でした。東京、大阪、京都などに飽きた旅行者が、日本情緒を求めて地方の温泉地に足を運んでいるわけです。

インバウンドは都市部だけでなく”ONSEN”という視点からも無視できない存在になってきました。多くの海外旅行者の方に、日本の温泉旅、地方の魅力を知ってもらいたい。そこで、素晴らしい日本の食文化や歴史を知ってもらいたい。そんな気持ちを強めた3日間でした。


あとがき

①シンガポールは他のアジア諸国に比べるとずっと清潔、水道水も飲めるレベルではあるのですが、私は胃腸が弱く東南アジアではいつもやられてしまいます。。。細菌などにやられるというより、水の硬度とかの問題なんだと思うけど。

②最近は日本でもネット配車、クレジットカード決済のタクシーが増えてきましたね。私はJapan TaxiやMOVといったアプリを使っています。GPSで今いるところに迎えに来てくれ、地図上で行先を入れておけば乗車してから行き方を伝える必要もない。支払は登録しているカードで決済なので到着したらすぐに降りることができます。これに慣れていると、Suicaでの支払いもできないようなタクシーを捕まえてしまうとがっかり度が半端ない。。。