2019年1月20日日曜日

ゆこゆこはONSENガストロノミーツーリズムに参画します

連携協定調印式開催

先日当社内で、ゆこゆことONSENガストロノミーツーリズム推進機構の連携協定調印式を行いました。通常業務を中断して多くの社員の皆さんにも集まっていただき有難うございました。

これまでブログ等でONSENガストロノミーツーリズムについては触れてきましたが、この取組みは単なる私の趣味ではなく、会社全体で取り組んでいく重要な活動であるということを感じて欲しくて、あえて調印セレモニーを皆さんの前で行わせていただきました。当日は機構の専務理事、ANA総研会長の小川様より本活動について説明していただき、だいぶ理解が深まったのではないかと思います。

前回のブログでも書きましたが、当社は温泉を軸にして、「お客様に温泉旅を楽しんでいただく」「温泉地を活性化する」というふたつの側面の使命を持っています。ONSENガストロノミーツーリズムを通じて、このふたつの側面に貢献していきたいと思います。


ONSENガストロノミーツーリズムとゆこゆこの連携

日本に温泉は3,000か所以上あると言われていますが、かつては湯治場として賑わっていた温泉地の多くは旅館や宿泊者数が減少するとともに活気を失くし、地方経済が衰退していることは言うまでもありません。しかし、温泉や日本の食文化は観光産業におけるキーコンテンツであり、この魅力を国内外の旅行者にきちんと知ってもらい、実際に訪問してもらうことはとても重要です。

ONSENガストロノミーツーリズムでは、「めぐる」「たべる」「つかる」を通じて、その地の魅力や文化をストーリーとして伝え、再訪、滞在してもらうためのひとつの有効施策です。本活動を通じてお客様に新たな温泉地の魅力を伝え、訪問、宿泊していただくことで、温泉地活性化の一翼を担えればと思っています。

当社としては、ウォーキングイベント参加者へのクーポン発行やオリジナル宿泊プランの提供、ONSENガストロノミー応援団である「ONSEN騎士団」との特典連携、本誌・旅本・YUKO TABIといったメディアを活用した情報発信などで連携を図っていきたいと思います。


まずはウォーキングイベントに参加してみよう

百聞は一見に如かず。まずはウォーキングイベントに参加してみましょう。温泉LAB(「温泉を軸とした愉しみの提供を本気で楽しむ」ことをコンセプトに活動をしているメンバー)、本誌・YUKO TABI編集部、イベント開催場所を担当する営業など、毎回数名の方に参加してもらおうと思いますので、実際にイベントを体験して活動の趣旨を理解してください。また、私たちもまだまだ知らない温泉地やその地の魅力がたくさんあるはずです。それらを自分たち自身が感じて吸収することもとても大切なことです。

次に、イベントの運営スタッフとして活動に参画してもらいたいと思います。参加者の受付、ウォーキングコース内での誘導などイベントの運営には多くのスタッフが必要になります。参加してくださったお客様に、安全にイベントを楽しんでいただくために、運営サイドで協力していきましょう。

そして、ウォーキングイベントを中心とする活動内容を、当社のメディアを通じて情報発信して、少しでも多くの方に温泉地の魅力を伝え、訪問・宿泊してもらえるようにしましょう。当社のメディアは、機構のホームページよりもお客様に近い目線で魅力を伝えられるはずです。魅力あるコンテンツをどんどん発信して、読者の目にとまるように頑張りましょう。

ONSENガストロノミーツーリズムはまだ3年目、本格的な活動はこれからです。微力ながら私も4月から理事のひとりとして参画します。運営に携わった皆さんの意見を反映しながら本活動の発展に貢献していきたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いします。



あとがき

①インフルエンザが流行っていますね。社内での感染も徐々に聞こえ始めています。我が家では、年末にひとり発症して厳戒態勢での年越しとなりましたが、頻繁な手洗いうがい、マスク装着、加湿器フル稼働などでなんとか誰も感染することなく乗り切りました。とにかく湿度を保つことが大切で頻繁に水分補給するということも予防にはいいみたいですね。皆さんも気を付けてください!

②私事ですが、先日祖母が98歳で他界しました。初孫の私をずいぶん可愛がってくれ、幼少期には庭仕事や、裁縫、料理などをしながらよく遊んでくれました。私の人格は祖母によってつくられたと言っても過言ではありません。4年前に転倒して骨折してから寝たきりになってしまいましたが、それまでは山登りに行ったり、携帯メールを学ぶなどチャレンジングな祖母でした。特に病気もせずにいわゆる老衰で亡くなりましたが、病気で辛い思いをせずに天命を全うできることは幸せなことです。これからは天国から見守ってくれていることでしょう。I love you grandma ever and forever...

2019年1月6日日曜日

”ゆこゆこ=温泉” ブランディング本格始動

みなさん、明けましておめでとうございます。年末年始はゆっくり過ごせましたか? ある一定期間仕事から離れてリフレッシュすると、新たな活力や発想が湧いてきます。できれば年に2~3回くらい、通常の祝日とは別に3日以上の休暇をとりたいものです。

さて、私は毎年元旦に実家近くのお寺でおみくじをひいています。そのおみくじには、一文字のキーワードとともにメッセージが記載されています。
今年は「躍」というキーワードとともに、
「出来そうなことばかり探すのではなく、どんなことにも意欲的に向かい挑戦しよう。大きな夢をもったなら、小さいことにくよくよせずひたすら進みなさい」
というメッセージもいただきました。このメッセージは、私個人だけでなく、いまのゆこゆこに対するメッセージだと受け止めています。

「平日シニア」というキーワードから「温泉」を軸にビジネス展開をしていくと舵を切ってから1年が経ちました。しかしながら、お客様や旅館だけでなく、まだまだ社内でも温泉でビジネスをやっていくのだという意識が浸透しきっていない。これまであまり具体的な活動に結びついていなかったので無理もありません。そこで、今年は”ゆこゆこ=温泉”ブランディングを本格化していきたいと思います。


温泉を軸とした私たちのビジネスには、ふたつの側面があります。ひとつは、温泉旅に行くお客様。お客様に旅の魅力を発信していくとともに、旅前から旅中、旅後に至るまで、思い出に残る旅を楽しんでもらうことは私たちの大事な使命です。そしてもうひとつは、温泉宿や温泉地です。お客様に温泉旅を楽しんでもらうためには、旅行客を受け入れる温泉宿や温泉地が活気や魅力にあふれる場所でなければなりません。そのための温泉地活性化支援は当社のもうひとつの大きな使命なのです。

温泉旅の魅力を伝えるという点では、昨年から温泉旅行Webメディア、「YUKO TABI」をスタートしました。また、観光やグルメスポットなどを掲載した情報誌「旅本」の送付も始まっています。宿泊予約サイトのゆこゆこネットでは、単に温泉宿の情報を提供するのではなく、温泉旅のテーマやストーリーごとに「イチオシ温泉ストーリー」として特集を組むということも始めました。まだまだ改善させる余地はありますが、こうした取り組みは、温泉旅のプロとしての情報発信の第一歩と考えています。

また、温泉地活性化支援の点では、年末に発表しましたが、Jリーグ大分トリニータの2019年ユニフォームスポンサーとなりました。これは、サッカーを通じて、おんせん県大分を活性化したいという大分フットボールクラブと、温泉地の活性化を支援したいという当社の思いが合致したことで実現した取組みです。
さらに今月18日には、温泉ガストロノミーツーリズムに正会員として参画することを表明する調印式も行われます。

今年はこうしたお客様へ向けた温泉旅の情報発信、および温泉地の活性化支援活動をさらに加速させ、名実ともに”温泉コンシェルジュ”となるべくブランディング活動を本格化させていきます。もちろんブランディングは簡単なものではありません。当社の思いがなかなか伝わらなかったり、サービスが受け入れられなかったり、様々なハードルがあると思います。そこで、冒頭のメッセージに戻りますが、出来そうなことを探すのではなく、困難なことにも意欲的に挑戦して、私たちの思いを少しずつ世の中に浸透させていきたいと思います。ONEゆこゆこでいけば、必ず実現することができるはず!

本年もよろしくお願いします!