2019年1月6日日曜日

”ゆこゆこ=温泉” ブランディング本格始動

みなさん、明けましておめでとうございます。年末年始はゆっくり過ごせましたか? ある一定期間仕事から離れてリフレッシュすると、新たな活力や発想が湧いてきます。できれば年に2~3回くらい、通常の祝日とは別に3日以上の休暇をとりたいものです。

さて、私は毎年元旦に実家近くのお寺でおみくじをひいています。そのおみくじには、一文字のキーワードとともにメッセージが記載されています。
今年は「躍」というキーワードとともに、
「出来そうなことばかり探すのではなく、どんなことにも意欲的に向かい挑戦しよう。大きな夢をもったなら、小さいことにくよくよせずひたすら進みなさい」
というメッセージもいただきました。このメッセージは、私個人だけでなく、いまのゆこゆこに対するメッセージだと受け止めています。

「平日シニア」というキーワードから「温泉」を軸にビジネス展開をしていくと舵を切ってから1年が経ちました。しかしながら、お客様や旅館だけでなく、まだまだ社内でも温泉でビジネスをやっていくのだという意識が浸透しきっていない。これまであまり具体的な活動に結びついていなかったので無理もありません。そこで、今年は”ゆこゆこ=温泉”ブランディングを本格化していきたいと思います。


温泉を軸とした私たちのビジネスには、ふたつの側面があります。ひとつは、温泉旅に行くお客様。お客様に旅の魅力を発信していくとともに、旅前から旅中、旅後に至るまで、思い出に残る旅を楽しんでもらうことは私たちの大事な使命です。そしてもうひとつは、温泉宿や温泉地です。お客様に温泉旅を楽しんでもらうためには、旅行客を受け入れる温泉宿や温泉地が活気や魅力にあふれる場所でなければなりません。そのための温泉地活性化支援は当社のもうひとつの大きな使命なのです。

温泉旅の魅力を伝えるという点では、昨年から温泉旅行Webメディア、「YUKO TABI」をスタートしました。また、観光やグルメスポットなどを掲載した情報誌「旅本」の送付も始まっています。宿泊予約サイトのゆこゆこネットでは、単に温泉宿の情報を提供するのではなく、温泉旅のテーマやストーリーごとに「イチオシ温泉ストーリー」として特集を組むということも始めました。まだまだ改善させる余地はありますが、こうした取り組みは、温泉旅のプロとしての情報発信の第一歩と考えています。

また、温泉地活性化支援の点では、年末に発表しましたが、Jリーグ大分トリニータの2019年ユニフォームスポンサーとなりました。これは、サッカーを通じて、おんせん県大分を活性化したいという大分フットボールクラブと、温泉地の活性化を支援したいという当社の思いが合致したことで実現した取組みです。
さらに今月18日には、温泉ガストロノミーツーリズムに正会員として参画することを表明する調印式も行われます。

今年はこうしたお客様へ向けた温泉旅の情報発信、および温泉地の活性化支援活動をさらに加速させ、名実ともに”温泉コンシェルジュ”となるべくブランディング活動を本格化させていきます。もちろんブランディングは簡単なものではありません。当社の思いがなかなか伝わらなかったり、サービスが受け入れられなかったり、様々なハードルがあると思います。そこで、冒頭のメッセージに戻りますが、出来そうなことを探すのではなく、困難なことにも意欲的に挑戦して、私たちの思いを少しずつ世の中に浸透させていきたいと思います。ONEゆこゆこでいけば、必ず実現することができるはず!

本年もよろしくお願いします!