2019年5月13日月曜日

ありがとう この一言でみな笑顔


「ありがとう」が人を笑顔にする

今日は少し仕事から離れて倫理的なおはなし。
先日有馬温泉に行った際、念仏寺というお寺の前に川柳のようなものが掲示してありました。そこには「ありがとう その一言でみな笑顔」と書いてあり、思わずその言葉を写真に撮りました。

皆さんは最近いつ「ありがとう」と言いましたか? いつ「ありがとう」と言われましたか?「ありがとう」と言った時、もしくは言われた時はどんな気持ちでしたか? おそらく、言った時も、言われた時も、穏やかで幸せな気持ちだったと思います。確かに、「ありがとう」という言葉は、皆を笑顔にする素敵な言葉だなと感じます。


嫌なことがあったら「ありがとう」!?

工学博士の五日市剛さんが書いた「ツキを呼ぶ魔法の言葉」という本を知っていますか?
そこには、
嫌なことがあったら「ありがとう」という言葉を使いなさいとあります。嫌なことがあると、嫌なことを考える。それによって嫌なことが連鎖してしまいます。そこで、「ありがとう」という言葉を使うことでその連鎖が断ち切られるというのです。嫌なことが起こっても、この程度で済んでありがとう。そういう気持ちで「ありがとう」という言葉を使いなさいと。

他界した祖母も似たようなことをよく言っていたのを思い出します。嫌なことが起きた時、嫌だ嫌だとしかめっ面していると、その気持ちがどんどん潜在意識にすりこまれ、ネガティブなことがどんどん起こる。だから、嫌な気持ちな時も汚い言葉を使ったりせずに、「ありがとうございます」って思いなさい。そう言っていました。

なかなか嫌なことが起きた時に瞬時に「ありがとう」という言葉は出てきませんが、意識してみると、不思議と気持ちが楽になって、前向きになれるものです。自分で言うのもなんですが、私は修羅場を何度も経験している”苦労人”です(笑) でも、そういった過去を知っている人には、そこまで苦労しているように見えないねって言われます。それは、「ありがとう」の言葉の力のおかげかもしれません。


感謝の気持ちはストレートに「ありがとう」で伝えよう

人に感謝を伝えるべきシチュエーションで、「ありがとう」ではなく、「すみません」という言葉を使う人がいます。さらにこれを英語でも同じように、"Sorry"と言う人がいます。おそらく、何かしてもらったことに対して恐縮して「すみません」と言っているのでしょうが、何かしてもらった時に"Sorry"=「申し訳ありません」と謝られても、相手はなんのこっちゃです。それであれば、ストレートに「ありがとう」="Thank You"と伝えるべきですよね。その方がお互いにハッピーです。

感謝を伝えるということはとても大切なことだと思います。人はひとりでは生きていけない。必ず誰かに助けてもらって生きているわけです。仕事も同じこと。ひとりでできる仕事なんてちっぽけなものです。必ず誰かに助けてもらって、持ちつ持たれつ助け合いで成り立っています。その時に、感謝の気持ちをきちんと伝えることで、相手は助けてよかったなと幸せな気持ちになります。

でもそれが当たり前になってしまうと、いつしか感謝の気持ちを持つことも表すこともできなくなってしまいます。人間関係のもつれは、この感謝の気持ちを伝えるという基本的なことができなかったことに起因することも多いのではないかなと思います。

ゆこゆこは、「ありがとう」のことばが溢れる会社にしていきましょう!
毎日、一生懸命仕事に取り組んでくれてありがとう!!


あとがき

①今日は母の日。母の日というのも、いつしか当たり前になってしまっている母に対する感謝の気持ちを思い出させるためにあるんだろうな。でも、父の日っていうのが、母の日よりも劣後しているように感じるのは私だけ??

②通勤電車の中でインスタ見てる人すごく多いですよね?もう情報収集はインスタでする時代なんでしょうね。でも、インスタの情報って写真とハッシュタグしかない。この限定的な情報から、自分が欲している情報にたどり着くわけですね。わからないことがあったらグーグル先生ではなく、インスタ先生に聞く、そんな時代なのか。。。でもこれってこれからのメディア戦略にはとっても大切な動向だと思う。