2019年7月23日火曜日

温泉✖仕事の化学反応はいかに!?

環境省 新・湯治セミナーでサテライトオフィスを紹介

環境省が主催する「新・湯治セミナー」で講演をしてきました。環境省は、「現代のライフスタイルに合った温泉地での滞在方法」を”新湯治”と位置づけて、この趣旨に賛同するメンバーをチーム新湯治としてネットワーク化しています。当社もこのチーム新湯治のメンバーで、今回のセミナーでは当社の別府サテライトオフィスの取り組みについて紹介させていただきました。宿泊営業部のあづみさんにも協力してもらって、当社の取組みのコンセプトだけでなく、実際に現地で働いた社員のひとりとして感想や課題について話をしてもらいました。

”新湯治”は、
温泉入浴に加え、周辺の歴史・文化、食などを活かした多様なプログラムを楽しみ、また、地域の人々とふれあい等を通じて、温泉地で心身ともにリフレッシュすることと、温泉地を多くの人が訪れることで、温泉地自身のにぎわいを生み出していくこと
を目指しています。今回はそのひとつの例として、リモートワークを通じて温泉地で仕事をするということをテーマにセミナーが行われました。

当社の別府サテライトオフィスも、

  1. 温泉地という非日常空間でリフレッシュしながら仕事をする
  2. 温泉地に入り込んで地域の人たちと触れ合いながら温泉地の抱える課題を理解する
  3. そのうえで温泉地活性化に向けて当社が貢献できることを検討して今後の事業展開につなげる
を目的としており、新湯治の考えや今回のセミナーテーマと合致します。そのため、今回の事例講演依頼を引き受けました。


この取り組みは何をもって成功とするか?

講演後に、この取組みの成果はどのように評価するのかという質問がありました。つまり、やってよかったかどうかはどの様な観点で判断するのかということです。私の答えは、まずは体験した社員が、行ってよかった、楽しかったと思うこと。目的の大前提は、毎朝の通勤ラッシュから離れて、非日常空間でリフレッシュしながら仕事をすること。楽しかったと思えなければ意味がありません。そのうえで、成果として何を持ち帰ることができたかは、人によって異なると思っています。

仕事の効率があがった、いつもより創造力が豊かになって中身の濃い仕事ができたという人もいるでしょうし、温泉地の人たちと接することで普段とは異なる人脈ができた、現地の文化や食を知って勉強になったという人もいるでしょう。やったことがないことにチャレンジしているのですから、何が起きるかは全く未知数。はじめから、成果を定義すること自体が間違っています。

当社の温泉地勤務はまだ始まったばかり。全社員が一度は体験してください。(別府に続く他温泉地での設定も密かに検討しています!)そのひとりひとりの体験をもとに、温泉地で働くことの意味を見出していきたいと思います。上記で掲げた目的は、あくまで経営者としての理想形。温泉×仕事でどのような化学反応が起きるか、とても楽しみです。体験者の皆さんからのフィードバックを待ってます!


あとがき

①あづみさんには、実際に温泉地ワークを体験したひとりとして感想や課題について話してもらいましたが、「みっちり仕事をした後の温泉は、金曜日のビールのようです!」の一言で参加者全員を完全に惹きつけました。私もこういうトーク勉強しないと。。。

②新湯治セミナーの後に、開催場所に併設されている「伊豆半島ジオパークミュージアム ジオリア」を見学させてもらいました。ここでは、地球が誕生してからの歴史を通じて伊豆半島の成り立ちを知ることができて純粋に面白いです。こちらで説明をしてくださる研究員の方々はなかなかのキャラ揃いで、地学、科学、歴史などを楽しく勉強することができます。そのうちのおひとりがやたらと温泉に詳しく、伊豆半島の成り立ちから見た伊豆の温泉について話をしていただきました。今度お招きして伊豆の温泉についてのレクチャーをしてもらおうかと考えています!

③先週末、夏の恒例苦行に挑んできました。。。
https://www.jreast.co.jp/pokemon-rally/
ちょうど「ポケモン ミュウツウの逆襲」を映画で見た直後でどうしても行きたいと。。。
はじめに6駅のスタンプを集めると、まずはピカチュウパスケースをもらえ、全43駅全て集めるとスタンプ帳ホルダーがもらえます。ただ、東は千葉・牛久、西は大船・八王子、北は大宮・上尾と広範囲。この壮大なラリーを達成したご褒美としていかがなものだろうか??当然6駅だけでギプアップとなりました。ちなみにこのスタンプラリー、当然こどもが多いのですが、中には大人だけのグループや外国人もいて、ポケモンのファン層の広さを感じます。